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> 特集 地域会から新年の挨拶 目次
過去最高の会員数で新年を迎えて
千葉税経新人会 会長 長谷川 拓人
新年明けまして、おめでとうございます。
私ども千葉税経新人会は、平成27 年12 月に新たな入会者を迎え、過去最高の115 名で新年を迎えることができました。これも会員、幹事の皆様の絶大なるご協力の賜であり心より感謝しております。ここ数年の当会の年度末会員数は下記のとおりです。

平成11年 109名
平成12年 111名
平成13年 110名
平成14年 110名
平成15年 109名
平成16年 104名
平成17年 100名
平成18年 96名
平成19年 94名
平成20年 91名
平成21年 90名
平成22年 95名
平成23年 104名
平成24年 102名
平成25年 105名
平成26年 114名

私は平成21 年7 月27 日の幹事会で会長に推挙され、平成21 年5 月31 日(新人会の年度末)現在では90 名でありましたが、私は会長就任以来、100 名を超す団体となる事を訴え続けてきました。お陰様で少しずつ会員数を増やすことができました。税経新人会全国協議会は、平成26 年夏の第50 回の記念大会の開催に際し、全ての地域単会がこれまでの最高会員数でこの歴史的な記念大会を迎えよう、というスローガンのもとに会員増強活動を更に活発に行い最高の114 名を達成することができました。その後、退会者が発生し111 名となりましたが、ここ数ヶ月で数名の新入会員を迎え、過去最高の115 名の会員数にすることができました。とても頼もしく嬉しく思います。
当会の主な会員増強の取り組みは下記のとおりです。

1.税理士会支部の会合等で入会の勧誘を会員にお願いしています

まずは人脈が頼りですが、強引な勧誘はせずに入会見込者には当会が年間10 回発行している「新人会ニュース」を送付したり税経新報を送り当会の活動を知って頂きます。そして再勧誘し入会に繋げます。会員には税理士だけでなく弁護士、司法書士、社労士も在籍し一士業では解けない問題も他士業の会員の力をお借りして多面的な解決方法を見いだすことができる事もアピールしています。また当会は女性会員数が多く現在33 名の女性会員がいます。税理士界はまだまだ男社会であり、実務で悩む女性税理士にとっても男性女性の割合がほぼ7:3 の当会は、入会しやすい魅力ある任意団体であることも伝えます。

2.千葉県税理士会入会者に「新人会ニュース」を送付しています

税理士会の会報により新入会者が掲載されますとその情報をたよりに、お誘い文書、規約、入会申込書も同封し、掲載月及び翌月の計2 回郵送します。受け取る側にとっては普通のダイレクトメールですが、年に数回問い合わせがあり、数は多くありませんがこれで入会に繋がります。

3.年9 回の月例研修会へのお誘い

月例研修会は外部講師をお願いすることが多く、特に都内で有料研修をされている人気講師の招聘を心がけています。当会の月例研修会は小規模ですので、必ず質疑応答の時間を設け講師と忌憚のない意見交換の時間をとります。また、その後の講師を囲む懇親会は誰でも参加できるように配慮しています。
税理士会等主催の大規模研修会では不可能な事だと思います。未入会の方からは研修会では千円の資料代を頂きますが、初回の懇親会は無料でご参加いただいております。

4.年10 回の実務問題検討会へのお誘い

毎月原則として第一土曜日の午後に会員の事務所をお借りして、「新人会ニュース」の発送作業をし、終了後に実務で悩んだ問題を出し合い解決する小規模な勉強会をしています。終了後は必ず懇親会を開催し、入会にかかわらず初めて参加の方は無料としています。会場は毎回変更し会員事務所の事務所見学会も兼ねています。27 年11 月には北陸会の皆様と東京会の方をお誘いし、合同実務問題検討会を富山県高岡市で開催しました。詳細は税経新報2015 年12 月号P50 を参照してください。

5.メーリングリストの活発な活用

会員の約80%が利用しています。指定されたメールに発信しますと、一斉に加入会員全員にメールが送信される仕組みです。何か困った事案や悩んでいる事案についてここに投稿しますと、必ず回答がもらえる仕組みにしています。回答は個人的な電話であったりFAXであったり水面下で行われることも多く、書込後3 日経ってもメーリングリストに回答の書込がない場合は、幹事が必ず電話等でフォローするようにしています。

6.一斉FAXの活用

月例会、秋のシンポジウム、お花見などの御案内はA 4 版のチラシを作成し事前に会員全員に一斉FAXをしています。このチラシで会員の参加を促すだけでなく、会員の知人友人をお誘いしていただくようお願いしています。
まさに活発な会活動が会員増強につながります。これからも月例研修会や実務問答検討会、等を充実させ在籍している会員も大切にし、会員皆様のあらゆる人脈で今年も多くの会員を迎え入れたいと考えているところです。会員が増えれば各行事や企画への参加者が増え活発化し、何よりも財政が豊かになり会務運営も楽になります。当会も会員の高齢化が進んでおり、常に会員増強をしていかねば、あっという間に会活動は縮小してしまいます。会員増強にご協力いただいている会員の皆様に深く感謝しています。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

(はせがわ・たくひと)

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